世界経済が急減速
新型コロナウイルスが世界101か国(2020年3月9日朝現在)にまで広がってきました。アメリカやヨーロッパでもいよいよ拡大し、株式市場や為替相場は大混乱に陥っています。
皆さんも、これがいつまで続いて、いつ収まるのか不安に思っておられることだと思います。
正直なところ、この新型コロナウイルスの拡散がいつまで続いて、世界経済にどれだけの影響があるのか誰にもわかりません。
しかし、あえて私は私なりの見解を述べたいと思います。
私の予想
新型コロナウイルスの拡散
新型コロナウイルスはどこまで広がっていくのか?
私は、韓国以外の東アジアでは患者数の伸びが減っていますので、これからなだらかに減っていくのではないかと思っています。
一方、ヨーロッパやアメリカでは、罹患者がこれからまだまだ増えそうで、あと1か月間は世界中で爆発的に増えていくと思います。
実際には、検査するキット等が不足していますので、これから検査体制が整ってくれば、改めて患者数が増えるかもしれません。日本国内でもPCR法検査の対象とならない自覚症状がない方や4日以上の明らかな発熱などの反応が起こってない方が相当数おられると思います。
2009年の新型インフルエンザ流行の際は発生から終息までに約1年間かかっていました。今回もその程度の期間はかかると思って間違いないのではないでしょうか。
2009年新型インフルエンザとの違い
2009年から2010年にかけて発生した新型インフルエンザは発生した当初は、少しパニックになりかけていましたが、毒性が弱いことなどにより経済へ与える影響は限定的でした。
しかし、今回の新型コロナウイルスは、高齢者や慢性的な疾患等を持っている方の死亡率が高く、また、ウイルス自体の特性などがまだはっきりしていないため、当面は封じ込め対策をしていかなくてはなりません。
また、新型インフルエンザの際、国や地方公共団体で軒並み対応マニュアルを作成しており、今回はそのマニュアルを活用することになるはずで、新型インフルエンザの時よりも若干、迅速に対応がされるのではと期待しています。
リーマンショックの再来
日本経済は、後退局面に入ってきており、今回の新型コロナウイルスで学校の休校やイベント等の自粛要請など経済活動の停止を契機として、更に、悪化することは確実となりました。
ヨーロッパやアメリカでも同様に、町の閉鎖であったり経済の停滞がこれから始まっていきます。これが長期化することによって、全世界が後退し、リーマンショック同様、全世界同時に経済後退が起こることが予想されます。
現在、株価や為替が大暴落していますが、今後もこの流れは継続されると思います。そして、思いもしないところでとんでもない破綻が発生し、更に連鎖的に暴落が続くと思います。
世界経済の再生はいつか
世界経済の再成長局面に入るのは最低でも1年半はかかると思います。
新型コロナウイルスの流行がほぼ終息を迎え、ワクチンなど医療体制が整ったときにはじめて、世界経済の成長が始まると思います。
その頃には、NYダウ平均株価は10,000ドルを切るレベル、日経平均は7,000円を割るレベルになっているのではないかと思っています。
まとめ
・新型コロナウイルスの流行はこれからさらに拡大し1年間ぐらいかけて終息する。
・世界経済が後退局面に入り早くても1年半後にならないと浮上しない。
・NYダウ平均株価10,000ドルを切る。日経平均は7,000円を割る。
ということを私は予想しています。
ですので、投資を本格的にするのは1年半後からが良いかと思います。それまでに投資をする場合は、債券などの堅いところで運用した方が良いと思います。落ちきったところで投資を開始すれば必ず、大きく儲けることができると思います。
今まさに投資のチャンスです。時期が来るまでしっかり勉強・研究して、がっつり稼いで老後に備えましょう!