新型コロナウイルス感染症対策の基本対処方針に基づいて、各業界でガイドライン作成が要請されました。
それを受けて、多数の業種についてガイドラインが策定されています。
それぞれ目を通してみると同じ事しか書いてないものが多いのですが、ゲームセンターはどうなのか、興味があったので調べてみました。
今回は、緊急事態宣言が解除になったらぜひ、行ってみたいゲームセンターのガイドラインについて簡単に説明したいと思います。
最後に、全文が読めるリンク先をつけておきますので、興味のある方はぜひ読んでみてください。
作成者
一般社団法人 日本アミューズメント産業協会
策定目的
全国のゲームセンターが、開放する場合に前提となる感染防止対策に関する基本事項を定める。
感染防止基本事項
総論
提言にあるような感染予防策(三密を避けるなど)をとること、例えば、
- 対人距離を確保(1m以上、できれば2m目安)
- 来場可能者数の制限
- 日時指定営業時間の短縮導入
- 地域に配慮した営業時間の導入
- 十分な対応ができないときは営業再開は中止か延期
- 対応できていない一部を運営中止の検討をする
- 感染疑いのある人が発生した場合の対応のため、所管の保健所と連絡体制をとっておく
- 高齢者など重篤化リスクの高い者の利用について配慮する
来場者の安全確保
- 来場前にマスクの着用など必要な事項を事前周知
- 体調が悪そうな人には声をかけて検温
- 軽度な咳などの症状がある場合には、咳エチケット、マスク着用、手指消毒など
- 感染防止の注意喚起店内周知
従業員の安全確保
- 従業員の緊急連絡先や勤務状況を把握
- 従業員の平熱体温を登録
- 勤務時に検温(平熱+0.5℃の場合には医療機関受診を促す)
- 診断結果は記録しておく
- 咳エチケット、マスク着用、手指消毒
- 従業員の感染が疑われる場合には、保健所の聞き取りに協力
特に注意するべき対応
- 直接手が触れる部分については定期的に消毒作業
- お客さんが触れる部分については自分で消毒できるような対策
- 特定の場所に大勢のお客さんが滞留しないように措置
- 来場者が、大声を出す、飲食するなどしないよう注意喚起
- 感染が疑われる来場者が発生した場合は、別室または館外へ誘導
- 対応するときは、マスク、手袋など防護対策をとる
- 保健所へ連絡して指示をあおぐ
- 必要に応じて保健所の指示で医療機関へ搬送
施設管理
施設内
- 清掃、消毒、換気を徹底して実施
- 他者と共有する部分やドアノブなど触れる部分を最小限にする工夫
- 清掃やごみ処理の際はマスク手袋着用
- 清掃やごみ処理を終えた際は手袋を手指の洗浄消毒
休憩スペース
- 対面での飲食や会話を回避
- 人が滞留しないよう、スペースの確保など工夫
- テーブル、いすなどの消毒を定期的に実施
- 従業員が使用した際は手指洗浄、消毒
トイレ
- 定期的に清掃、消毒
- トイレのを閉めた上で汚物を流すように徹底
- ペーパータオルや液体せっけん、手指消毒剤の準備
- 最低1m以上間隔を空けた整列
広報
- 咳エチケット、マスク着用、手洗い、手指消毒の徹底
- 社会的距離の確保
- 健康管理の徹底
- 差別防止の徹底
まとめ
少し矛盾するところもありましたが、納得できるような内容でした。あとは、利用者のマナーの問題になるかと思います。
早く、ゲームセンターで思いっきり遊んでみたいですね。
最後に、ガイドラインの全文は以下のリンク先でご確認ください。