恐ろしく、日経平均やダウ工業指数、S&P500など世界各国の株式市場の平均株価が上昇しています。
日経平均は、バブル崩壊以降の高値を更新し続けています。この状況を見ると本当に大丈夫なのか、不安になってきますが、一時値下がりした際にも底堅さを見せており、社会情勢の変化が無い限りはこの傾向は続きそうです。
さて、私が約半月前にご紹介したESG投資ですが、こちらもアメリカの株高を受けて、大幅に値上がりしています。
今回は、この米国ETFの実績についてご報告したいと思います。
今後の投資の参考にしてみてください。
ESG投資(米国ETF3銘柄)実績
この米国ETF3銘柄は2020年10月19日に購入しましたが、今回は、2020年11月27日終値までの実績について下記のとおりとなりました。
銘柄 コード・市場 | 現在値USD | 円換算額 | 保有数量 | 参考単価USD | 円換算額 | 参考金額USD | 円換算額 | 外貨建評価額USD | 円換算評価額 | 外貨建評価損益USD | 円換算評価損益 | 外貨 | 円換算 |
iシェアーズ Globalクリーンエナジー ETF ICLN NASDAQ | 23.59 | 2,452 | 5 | 21.01 | 2,239 | 105.05 | 11,195 | 117.95 | 12,263 | 12.90 | 1,068 | 12.28% | 9.54% |
インベ グローバルクリーンエネルギー ETF PBD NYSEArca | 30.36 | 3,156 | 5 | 24.72 | 2,635 | 123.60 | 13,175 | 151.80 | 15,782 | 28.20 | 2,607 | 22.82% | 19.79% |
ファーストトラスト NASDAQ グリーン ETF QCLN NASDAQ | 65.04 | 6,762 | 5 | 51.04 | 5,441 | 255.20 | 27,205 | 325.20 | 33,811 | 70.00 | 6,606 | 27.43% | 24.28% |
合計 | – | – | 15 | – | – | 483.85 | 51,575 | 594.95 | 61,856 | 111.10 | 10,281 | 22.96% | 19.93% |
ご覧の通り、ドルベースで約23%の評価益が出ています。円高の影響で円ベースでは評価益が若干落ちますが約20%になります。
今回の期間中、当初はマイナス圏で推移していましたので、まさかここまで価格が上がるとは思ってもいませんでした。多分、米国株を始め各国の株価は年末にかけて、さらに値上がりしていくと思いますので、しばらくこのまま様子を見続けようと思います。
12月の見込み
12月中も、この米国ETF3銘柄は値上がりしていくと思いますが、円ベースで見たときに為替相場の影響を受けて、場合によっては値下がりもあるのかなと思っています。
というのも、12月に入ると、ヨーロッパの通貨であるユーロに関して、量的緩和を実行するとの情報が流れています。
これを受けて、円高が進んでいくことが予測されます。もちろんユーロの話なので、ドル円には関係ないと思われるかもしれませんが、これまでの各国通貨の関係性を考慮すると、安全資産である円買いが進んでいくと私は思っています。
そして、日本の株価ですが、12月の中旬ぐらいには緊急事態宣言が発令されそうな雰囲気もあり、その辺りから株価が下がっていくことが予想されます。
円高を利用して外国通貨を購入し、外国通貨ベースのETFなどに投資していくことは短期的に見れば良い方策だと思っています。
ESG投資をもし12月に始められるのであれば、外国通貨ベースの今回ご紹介している3銘柄に投資してみるのもありだと思います。
もちろん、円高の流れがしばらく続きそうなので、円ベースでの利益を出したい場合には、米ドルから円に両替するタイミングを考えておく必要があるのは良いまでもありません。
まとめ
今回ご紹介しているESG投資(米国ETF3銘柄)は、アメリカ大統領選挙の影響をもろに受けて大幅に値上がりしています。これは4年に1回この時期にしかない値上がりですので、今後もこの調子で値上がりするとは思わない方が良いと思います。
もし、投資(米国ETF3銘柄)するのであれば、年末までの短期決戦で考えておくのが良いかと思います。
私は、アメリカ大統領選挙の事よりも、中長期的にみてESG投資(米国ETF3銘柄)に将来性があると思って投資していますので、今後もこの銘柄を持ち続け、今後値下がりしたときに買い増ししてみようと思っています。
これからも、実績についてご報告していきますので、参考にしてみてください。