新型コロナウイルス感染症で活動自粛となって以降、取引が増えているのが株式です。
私の予測では、1年6か月程度は株価が下落していくのではないかと思っておりましたが、日本を含む各国が経済対策に乗り出し、ゼロ金利や生活支援により市中にお金を溢れさせるようになったため、株価は下げ止まりは元の水準まで戻ってきています。
もちろん各企業の業績を反映させたものではないので、経済政策が終わったり、企業の業績が悪化していけば確実にまた、下落していきます。
そんなことを念頭に置きながら、副業として本業以上に稼ごうと思えば株式を始めとする金融商品で億単位の稼ぎを手に入れるのも一つの方法だと思います。
今回は懇切丁寧な形式で解説するといくらあっても紙面が足りませんので、要点のみご説明したいと思います。
副業で、金融商品をお考えの方はぜひ参考にしてみてください。
株式投資は副業なのか?
副業として株式投資をお勧めしているのに、副業なのか?と書きました。
厳密にいえば、副業には当たりません!
職場において、原則、副業禁止であっても規則違反にはなりません。株式投資はあくまでも財産にあたり、財産の管理をしているだけと言うことになります。
また、本人の意図しないところで相続財産として株式を受け取ることもありますが、これが副業に当たるようになっていれば様々な問題があると思います。
ですので、厳密には財産のことなので通常の銀行の貯金と同じく副業に当たりません。
ただし、勤務時間中に株式の取引を行ったりすればもちろん就業規則に引っかかるので別の問題となります。
また、インサイダー取引に当たるような会社等の方は取引できませんので注意が必要です。
株式投資での儲け方
ここからは、皆さんがある程度株式の知識がある前提でお話を進めていきます。
株式で儲ける仕組みは単純で、購入した株の株価が値上がりしそれを売ればその差額分だけ儲かり、もう1つの方法は配当金や株主優待で儲ける方法の2つです。
もちろん、値下がりすれば、その分だけ損する訳ですが、ライブドアのように上場廃止などが無ければ額面が0円になる事はありません。
株式も為替相場と同じで、人と違った方法では基本的に儲かりません。特に初心者の内は有名な株の達人が行っている取引をまねてみるのが、一番儲けに近くなります。
なぜ、そうするかと言えば、基本的に株式のプロの思考に近い形で値動きすることが多く、市場の群衆心理として働いています。
市場のファンダメンタルズによって株価が動くことはもちろんですが、売買のタイミングなど有名なトレーダーの色々な情報を得て取引していけば、大けがすることはないと思います。
信用取引を注意しながらうまく活用する
株式投資には信用取引というものがあります。
これは、株式会社に保証料(担保)を預けてその担保の約3.3倍の金額まで株式の売買が行える仕組みです。この保証金はお金でもよいですが、自分が保有している別の株を担保とすることもできます。
例)保有現金30万円 信用取引可能額 約99万円
そして、信用取引の一番の魅力は売りからでも始められるというところです。
値下がりしそうだと思われる株を保有もしてないのに売りに出し差額分を稼ぐこともできます。
ただし、保有期間が大体6か月程度が限度になっていますので、その時点までで利益が出ていなくても精算しなければなりません。
信用取引で一番重要なところは、取引が思った方向と別の方向に値動きした場合には借金を背負うかもしれないというところは押さえておかなくてはならないところです。
例)株価が2分の1になった場合
現物取引 50万円×1/2=25万円 損失額25万円
信用取引 150万円×1/2=75万円 損失額75万円(25万円の負債)
※50万円の保証金で150万円の取引をした場合
ですので、信用取引を持っている現金全てで行うとかなり危険な目にあうので、実際には持っている現金の1~3割程度で信用取引を行うことをお勧めします。
株の選び方と投資戦略
最近は、ネットで検索をすればなんでも勉強ができるので、大変、楽ちんで株を選ぶことができます。
2倍株や3倍株などはやっていますが、株価が2倍になるようなものを見つけることができればこれほど面白い世界はないと思います。
ネット上でとにかく株の選び方を勉強し、自分が納得できる株を絞ることが重要です。
特に2倍株などは大手企業でないものが多く、10万円程度で取得可能です。
また、投資戦略としては、株の購入価格の9割まで値下がりしてしまったら売ることと、次の決算後にで売却するなど、あらかじめルールを決めておくことも重要です。
とにかくデイトレードや短期トレードでは、専門家やAIに勝つことはできません。搾取されるだけなのである程度、中長期的に戦略を立てておくことが必要です。
まとめ
副業として、株式投資を行うのは、どのサラリーマンにとってもやり易いものだと思います。
株式投資はネット上で様々な情報を集めることもできますし、勉強をすることも可能です。有名な投資家の選定方法をまねてみる等すれば意外と難しいものでもありません。
株式は選んでいる最中が一番楽しいと思います。
中長期的に購入してみて、利益が出ていればまた、別の株を買ってみるなど、どんどん資産を増やすことができると思います。
ぜひ皆さん、株式投資を始めてみましょう!
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