6月1日以降の為替市場(FX)をテクニカル指標を使って分析してみた

投資入門
FX

主要通貨ペアの見通し

米ドル円

ドル円日足202000529終わり

緩やかに円安傾向ですがレンジ相場になっています。下ヒゲが長く伸びて実体も陽線となっています。

移動平均線を見ると短期と長期がクロスする直前となっています。ローソク足は上昇しそうな形になっています。

MACDはマイナス圏でゴールデンクロスしてからはそのまま上昇しています。RSIは50%ラインを下から上に突き抜けましたが、50%付近で横ばいしています。売買要素がありません。

しばらくは積極的なポジションどりは難しそうですね。

ユーロ円

ユーロ円日足20200529終わり

ユーロ円は、一気に上昇しています。

ローソク足を見ると力強い上昇が続いています。移動平均線の長期のラインがレジスタントラインとして意識されていたかのように見えましたが、一気に突き抜けて上昇が続いています。

MACDはマイナス圏でゴールデンクロスしてからずっと上昇を続けています。

RSIは買われすぎエリアに再び入りました。

短期の移動平均線が長期の移動平均線とクロスしました。長期の移動平均線を上抜けたことによりどこまで上昇するのか、見当もつきません。このままいけばトレンドが上昇方向に転換するかもしれません。

豪ドル円

豪ドル円日足20200529終わり

ここ数週間、ローソク足を見ると上昇が続きそうな気配です。

ローソク足を見ると様子見状態ですが、週末からの流れを継続しまだ上がりそうな気配です。

移動平均線は短期と中期はこのまま上昇方向へ向かっており、長期の移動平均線ももう少しで下降が終わりそうな状況です。

MACDはサインが微妙です。積極的な売買はしにくい状況です。

RSIは買われすぎのエリアを横ばいしていますので売買のタイミングではありません。

上昇していきそうですが、積極的なポジション取りは難しそうですね。

NZドル円

NZドル円日足20200529終わり

ローソク足を見ると買いが続きそうな気配です。

移動平均線は中期と長期が収束してきて、中期が上昇に向かっています。長期のラインがレジスタントラインとなっているようでしたが、一気に突き抜けて上昇しています。

MACDは売買要素がありません。

RSIは売られすぎのエリアから50%ラインを下から上に抜けましたがその後横ばいが続いています。

この1か月近くレンジ相場が続いていましたが、上値を抜けましたのでどこまで上昇するかわかりません。あまり積極的にはポジションどりは難しそうですね。

ポンド円

ポンド円日足20200529終わり

ローソク足を見ると積極的なサインが出ていません。

移動平均線は短期と中期がクロスしてからは下降トレンドになっていましたが、再度クロスをして上昇方向へトレンド転換し、次は長期の移動平均線を抜けるのかどうか注目です。

MACDは売買要素がありません。

RSIは売られすぎエリアから50%ラインを下から上に抜けていますが、その後の動きが今一つです明確な売買サインとは言いにくい状況です。

しばらくは積極的なポジションどりは難しそうですね。

南アランド円

南アフリカランド円日足2020529終わり

移動平均線は長期は下降トレンドです。短期・中期ともに上昇に転換しました。

ローソク足は、長期の移動平均線に上値を抑えられた感じです。来週以降に上抜けるようであれば買いのタイミングになります。

MACDはマイナス圏でゴールデンクロスしてから買いのサインが継続しています。RSIは買われすぎから50%ラインを上から下に突き抜けそうな雰囲気です。近いうちに売りのタイミングが来るかもしれません。

積極的なポジションは取れない状況です。

来週のねらい目 通貨ペア

豪ドルNZドル

豪ドルNZドル日足 20200529終わり

ローソク足を見ると大きく買いのパターンに入っています。

移動平均線は短期と中期が収束してきました。全体的に上昇トレンドのようです。

MACDはプラスエリアでデッドクロスをし下降を続けています。

RSIは売られすぎエリアから50%ラインを下から上に抜けており絶好の買いのタイミングです。

思い切って買いに走っても良いかと思います。

まとめ

値動きの転換点を迎えている通貨ペアは多いですが、明確な売買サインがそろっていません。積極的な売買はしにくいです。

また、ねらい目として豪ドルNZドルのペアは面白いと思います。

どのあたりで折り合いがつくのかわかりませんが、もうしばらくは上昇すると思います。

タイトルとURLをコピーしました