6月の第1週は円安が進行しました。
果たして第2週目はそうなるのでしょうか?
趣味程度ですが、テクニカル指標で相場を予測したいと思います。
主要通貨ペアの見通し
米ドル円
明らかな円安傾向です。上ヒゲが伸びていますのでそろそろ一度調整が入りそうです。
移動平均線を見ると中期と長期がクロスする直前となっています。ローソク足は上ヒゲが若干伸びており上昇がそろそろ終わりそうな形になっています。
MACDはマイナス圏でゴールデンクロスしてからはそのまま上昇しています。RSIは50%ラインを下から上に突き抜け、買われすぎエリアで横ばいしています。売買要素がありません。
しばらくは積極的なポジションどりは難しそうですね。
ユーロ円
ユーロ円は、一気に上昇しています。
ローソク足を見ると力強い上昇が続いていましたが、大きな上ヒゲが伸びて上昇が終わる形になっています。移動平均線の中期と長期のラインがクロスする直前で、どちらも上昇方向に向かっています。上昇トレンドに転換した模様です。
MACDはマイナス圏でゴールデンクロスしてからずっと上昇を続けています。
RSIは買われすぎエリアに入り横ばいを続けています。
ローソク足を見る限り一度、下降しそうな雰囲気です。ただ、移動平均線は短期、中期、長期ともに上昇トレンドとなりましたので全体としては更に上昇しそうです。
豪ドル円
ローソク足と短期の移動平均線が乖離していますので少し上昇のスピードが遅くなりそうな気配です。
ローソク足を見ると、流れを継続しまだ上がりそうな気配です。
移動平均線は短期と中期はこのまま上昇方向へ向かっており、長期の移動平均線も横ばいから上昇に転じました。
MACDはサインが出ていません。積極的な売買はしにくい状況です。
RSIは買われすぎのエリアを横ばいしていますので売買のタイミングではありません。
上昇していきそうですが、積極的なポジション取りは難しそうですね。
NZドル円
ローソク足を見ると買いが続きそうな気配です。
移動平均線は中期と長期がクロスし、長期の移動平均線は横ばいとなりました。この後上昇に転じそうです。
MACDは売買要素がありません。
RSIは買われすぎのエリアで張り付いています。
ローソク足と移動平均線が乖離していますので、一度上昇のスピードが緩くなると思います。移動平均線が3つとも上昇に転じていますので上昇トレンドがしばらくは続くかもしれません。あまり積極的にはポジションどりは難しそうですね。
ポンド円
ローソク足を見ると上ヒゲが伸びていますのでそろそろ調整が入りそうな雰囲気です。
移動平均線は短期と中期が上昇トレンドとなっています。中期が長期とクロスする直前ですので、更に上昇が続くかもしれません。
MACDは売買要素がありません。
RSIは買われすぎエリアで横ばい状態です。明確な売買サインはありません。
しばらくは積極的なポジションどりは難しそうですね。
南アランド円
移動平均線は長期と短期がクロスしました。次は中期と長期がクロスする直前となっています。このまま上昇トレンドが継続しそうな雰囲気です。
ローソク足は、短期の移動平均線から乖離しています。まだ、上昇しそうな形状になっていますが、上昇のスピードが遅くなりそうです。
MACDはマイナス圏でゴールデンクロスしてから買いのサインが継続しています。
RSIは50%ライン付近から買われすぎエリアに入り横ばいとなっています。売買のサインは出ていません。
積極的なポジションは取れない状況です。
来週のねらい目 通貨ペア
豪ドルNZドル
ローソク足を見るとダブルトップを形成したようにも見えます、売りのパターンに入っています。
移動平均線は短期と中期が収束してきました。全体的に上昇トレンドのようです。
MACDはプラスエリアでデッドクロスをし下降を続けています。
RSIは買われすぎエリアから50%ラインを上から下へ抜けており絶好の売りのタイミングです。
思い切って売りに走っても良いかと思います。
まとめ
全体的に急激な円安の傾向が続いています。一度調整局面が入りそうな雰囲気ですが、移動平均線を見る限り上昇局面に入っています。一度、調整が入って下降した後の上昇のタイミングで新規ポジションを取るのが良いかと思います。
また、ねらい目として豪ドルNZドルのペアは面白いと思います。
どのあたりで折り合いがつくのかわかりませんが、下降すると思います。