6月22日以降の為替市場(FX)動向をテクニカル分析で予想してみた

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主要通貨ペアの見通し

米ドル円

ドル円日足202000619終わり

ローソク足を見ると、調整が一服し、その後落ち着いた感じです。

移動平均線を見ると中期・長期がクロスする形となっています。

MACDはプラス圏でデッドクロスしてからはそのまま下降し、マイナス圏まで入ってきました。RSIは50%ラインを上から下に再度突入し、売られすぎエリアまで入りました。売買の判断ができない状況です。

しばらくは積極的なポジションどりは難しそうですね。

ユーロ円

ユーロ円日足20200619終わり

ユーロ円は、下落が続いています。

ローソク足を見るとまだ下落しそうな形になっています。移動平均線の中期と長期のラインがクロスし、どちらも上昇方向に向かっています。上昇トレンドに転換した模様ですが、今週、短期と中期の移動平均線がクロスしそうなのでここで新たなトレンドに転換するかもしれません。

MACDはプラス圏でデッドクロスしてから下降しています。

RSIは買われすぎエリアから50%ラインを上から下に突き抜けて売られすぎエリアまで入り、その後、横ばいを続けています。

しばらく売りの状況かなとは思いますが、ポジション取りが難しい状況です。

豪ドル円

豪ドル円日足20200619終わり

中期と短期の移動平均編の中をローソク足が動いている感じがします。いずれかの移動平均線を突破したときにトレンドが決まりそうな気配です。

ローソク足を見ると、売り買いが拮抗しながらも上昇した形で終わっています。このパターンの場合、数日後にトレンド方向が変わることが多いです。ですので、数日後に上昇方向になる事が予想されます。

移動平均線は中期と長期は上昇方向へ向かっており、上昇トレンドです。短期は下降トレンドになっています。

MACDはプラス圏でデッドクロスしており売りのサインが出ています。

RSIは売られすぎのエリアを横ばいしていますので売買のタイミングではありません。

売り買いそれぞれの要素があり、積極的なポジション取りは難しそうですね。

NZドル円

NZドル円日足20200619終わり

ローソク足を見ると積極的ではないですが、売りが続きそうな状況です。

移動平均線は中期と長期がクロスし、長期の移動平均線は上昇に転じました。この後、短期と中期がクロスしそうですので、そのまま大きく突き抜けた場合には下降の状況が続きそうです。

MACDはプラス圏でデッドクロスしてから下降が続いています。未だにプラス圏内なので、マイナス圏に入るまで売りの継続があるかもしれません。

RSIは一気に売られすぎのエリアまで入った後からは横ばいが続いています。

短期と中期の移動平均線が接近してきています。このままクロスし下落へ向かいそうな雰囲気です。少し形は違いますが、3月前半の値動きのようにしばらく下降が続きそうだと思います。

ポンド円

ポンド円日足20200619終わり

ローソク足を見ると下ヒゲがない実体陰線で下降の継続を示しています。

移動平均線は、中期が短期とクロスし、このまま下降が継続しそうな雰囲気です。

MACDはプラス圏でデッドクロスしそのまま継続しています。マイナス圏に突入していく形です。

RSIは売られすぎエリアに一気に突入しその後、横ばいを継続しています。明確な売買サインはありません。

総合的に判断すると、しばらくは売りが継続しそうですね。

南アランド円

南アフリカランド円日足2020619終わり

移動平均線は短期と中期がクロスしました。下降トレンドになりそうな雰囲気です。

ローソク足は、短期の移動平均線がデッドラインとなり頭を押さえられる形になっています。もうしばらく下降しそうな雰囲気です。

MACDはプラス圏でデッドクロスしその後、継続しています。

RSIは50%ラインを上から下に一気に突き抜け売られすぎエリアに入りその後、横ばいとなっています。

過去の状況を見ても、MACDがあまり参考にならない通貨ペアですが、しばらくは売りの状況が続きそうです。

来週のねらい目 通貨ペア

今週も、特にねらい目だと思われる通貨ペアはありません。

まとめ

全体的に急激な円安の傾向が続いて、それを一気に戻す値動きになっています。調整が終わりしばらく静かな状況が続きそうな気もしますが、最近の荒い値動きによって新規ポジションを取ることができません。

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