IPOはどうやれば当たるのか?当選方法研究

投資入門
IPO

IPO(新規公開株)はかなりの人気になっていますね!

御多分に漏れず、私も、IPO(新規公開株)購入の申し込みをしているのですがさっぱり当たりません。

いったいどうすれば当たるんだ?と思っている人は私だけではないと思います。

今回は、IPO(新規公開株)に当選する方法について書いてみたいと思います。

私がどんどん当選しているなら説得力がありますが、さっぱり参考にならないと思いますので、ウンチク程度でとらえてください。

IPO(新規公開株)の仕組み

IPOとは、Initial Public Offeringの頭文字をとったもので、日本語では「新規公開株」や「新規上場株式」などと言います。具体的には、株を投資家に売り出して、証券取引所に上場し、誰でも株取引ができるようにすることをIPOといいます。

 そして、IPOの投資法は、新規上場するときに投資家に配られる“株を買う権利”を抽選で手に入れ、上場日のはじめに付く株価(初値〔はつね〕)で即、株を売ることで利益を出すものです。もっと簡単に言えば、「上場する前に株を手に入れて、上場日に売る」ということになります。

 たったこれだけで利益が出せる投資法です。間違われやすいのは「未公開株詐欺」ですが、信用のある証券会社から公正な抽選によって手に入れますので、詐欺ではありません。

 IPOでは、株式を新規公開するために数年かけて申請手続きが必要で、この手続きをお世話する証券会社を主幹事社と言います。そして、新規公開株の予約券を販売する証券会社を幹事社と呼びます。新規公開株予約券の割り当て枚数は当然のことながら、主幹事社がダントツで多く、その他の幹事社は少ない割り当てになります。

 主幹事社は、取り扱う銘柄によって変わってきます。主幹事社によって、価格の設定など特徴があります。

IPO(新規公開株)はなぜ人気なのか

 IPO(新規公開株)が人気なのは、とにかく簡単で、利益を比較的上げやすいというところが全てですが、簡単にまとめると以下のとおりになります。

  1. 難しい知識が要らない
  2. 公開初値売りで利益が出るのが全体の9割(勝率が9割ということ)
  3. いきなり10倍になるなど、暴騰することがある
  4. 値下がりした場合でも大半が10%程度の値下がりの範囲でおさまる

 このように、企業の状況をあまり知らなくても公開初値売りするだけで、利益を出せて、値下がりしても損失は最小限で収まるという夢のような投資法になっています。

 特に今年(2020年)は、新型コロナウイルス感染症の影響で、新規公開を見送った銘柄もあり、全体の公開数も減っており、厳選された銘柄が公開されているため、特に人気に拍車がかかっています。

当選確率を上げる方法

 夢のような投資法ですが、一番の問題というかものすごく高いハードルですが、新規公開株を購入する権利を手に入れなければ、当選しなければ話になりません。

 少しでも当選確率を上げる方法は、以下のとおりになります。

主幹事社で購入

 一番、当たり前の話ですが、主幹事社が新規公開株の予約券枚数を一番多く(と言うか大半)持っていますので、主幹事社で申し込むべきです。

 一部の証券会社では店頭販売が当たりやすいようですが、個人資産等も考慮されるようですので、誰でも当たりやすい訳ではないようです。

幹事社全てで申し込む

 1銘柄につき、1人あたり1口しか申し込めない訳ではなく、各証券会社で申し込めますので、幹事社全てで申し込めば、当たる確率も上がることになります。

 ただし、この方法は、それぞれの証券会社に入金しておかなくてはなりませんので、それなりに資力が要ります。資力に余裕のある方ができる方法になります。

ポイントを貯める

 証券会社によっては、IPOの抽選に参加するごとにポイントをもらえて、そのポイントを使ってランキング上位者から当たるという制度を設けているところもあります。自分が買いたい銘柄までは、ポイントを貯めるために参加して、ここぞという時に使用する方法もあります。

人事を尽くして天命を待つ

 上記のようなテクニックを使っても、当たるときは当たりますし、当たらない時は当たりません。とにかく、応募し続けて当選するまで気長に待つしかありません。

 落選の文字を目にするたびに、落胆してしまいますが、世の中の大半の人が落選しています。当たればラッキー程度に考えて、天命を待ちましょう。

まとめ

IPO(新規公開株)は買付注文するのではなく、先ず購入する権利について枠を勝ち取って購入する形なります。

以前の記事でも書きましたが、IPOで購入した公開株価は、上場開始の初値で大きく値上がりすることが多く、特に今年の8月に久しぶりに公開されたニューラルポケット(4056)は公開価格900円、上場初値が7,200円といきなりテンバガーになってしまうなど絶好調です。

このように、爆発的値上がりが期待できるIPOですので、各投資家もどんどん参戦する状況になってきており、当選する確率はどんどん減っていきます。

IPO(新規公開株)の販売を取り仕切る幹事社によって、各証券会社に配分される株数が決まっていきますので、当然、幹事社で申し込みすることが断然有利になります。また、各証券会社で、完全に全員の抽選であったり、ポイント制で投資家の順位付けをしている場合もあります。

ポイント制の場合、参加するごとにポイントがもらえるので、購入したいと思わない銘柄でも参加し続ける傾向があり、競争率を高める一つの要因になっています。

今の状況で当てる方法は1つしかありません。

とにかく、当たるまで応募し続ける

これしかありません。皆さん、くじけず頑張っていきましょう!

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